こども救急ガイドブック

こども救急ガイドブック(page 26/32)[こども救急ガイドブック]

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かかりつけ医をもちましょう「かかりつけ医」とは、主に地域の診療所(医院)や規模の小さい病院で、病気になった時の初期症状の治療や、家族ぐるみの日常的な健康管理にあたっている医師のことを言います。かかりつけ....

かかりつけ医をもちましょう「かかりつけ医」とは、主に地域の診療所(医院)や規模の小さい病院で、病気になった時の初期症状の治療や、家族ぐるみの日常的な健康管理にあたっている医師のことを言います。かかりつけ医をもつことで、日頃から気軽に健康について相談することができ、病気の詳しい説明や必要に応じて適切な医療機関を紹介してもらうことができます。救急車救急患者発生#8000小児救急医療電話相談一次かかりつけの医療機関休日夜間応急診療所在宅当番医療機関二次小児科二次救急輪番病院(北和・中南和)三次高度救命救急センター、救命救急センター併設病院子どもの救急患者が発生した場合、まずかかりつけ医療機関か近くの休日夜間応急診療所で受診してください(一次救急)。症状によって医師が判断し、そこから小児科二次救急輪番病院へ(二次救急)、さらに重症の場合は高度救命救急センター、救命救急センター併設病院へ(三次救急)という流れで患者の受入れが行われています。また、夜間や休日等については、小児救急医療電話相談を実施しており、看護師(必要に応じて小児科医)が急病についてのアドバイスを実施しています。奈良県からのお願い小児科二次輪番病院については、入院を要する重症な患者に対応してもらうために輪番体制を組んでいます。近年、この輪番病院にたくさんの患者が殺到しており、本来の目的とする重症患者への対応に支障を来たしています。子どもの疾病は症状が非定型的であり経過が早いことから、一次救急か二次救急かの判断は難しいことですが、小児救急のシステムをご理解いただきますようお願いします。22